至高のバイクカスタム・カフェレーサーとは!?

そんな問いにお答えします。

カフェレーサーってよく聞きますよねｗ

まあ、セパレートハンドルで、前傾姿勢なイメージのカフェレーサーですが、その起源と、バイクカスタム、ベースマシン、としてカフェレーサーな生き方について解説したいと思います。

カフェレーサーとは

カフェレーサーとは、何故カフェレーサーと呼ばれるかと言うと

”カフェ”で”レース”をしていたから

なんですよねｗ

そして、バイクのコンセプトとしては、

速く、カッコよく！

を理念としてカスタムされました。

確かに、スタイルだけでなく武骨ですが、機能美の様な美しさをイメージさせるのが、カフェレーサーと感じますよねｗ

”モッズ”と”ロッカーズ”の闘い

当時イギリスでは、”モッズ”という流行が出来て、オシャレなスーツを着て、前髪を垂らして、ナンパにクラブでダンス、と言った流行があり、若者たちの間で大変流行りました。

そんな軟弱なモッズ達に反対するかのように出来たグループが”ロッカーズ”です。

ロッカーズ達は革ジャンを身にまとい、バイクに乗ってレースを楽しむといった硬派なグループです。

バイクに騒音、そしてバイク事故も引き起こし世間からは蔑まれた呼称で”カフェレーサー”と呼ばれました。

やがて、そんな対立した2極は1000人以上の大乱闘を巻き起こす事になるのが、「1964年ブライトンビーチの暴動」という大乱闘です。

まあその後に、「スキンヘッズ」なども誕生して、モッズやロッカーズは衰退していくのですが・・・

まあ、そんな歴史で「カフェレーサー」が誕生しました。

モッズとロッカーズの関係については、以下の映画を参考にしてみてください

起源

発祥した場所は、1960年代のイギリス、場所は”ACEカフェ”というレストランです。

ACEカフェでジュークボックスの曲が1曲終わるまでにレースをする。

そして、ACEカフェだけでなく、カフェ間のレースや乱闘も日常茶飯事とかなりメチャクチャな時代ですね。

と言った単純かつシンプル、そして公道で行われたレースで、現在でもACEカフェは存在していて、バイク愛好家達がACEカフェに集まってお祭り騒ぎをしています。

ベースとなったバイク達

トライアンフや、ノートン、BSAといったネイキッドのバイク達がカフェレーサーのベースマシンとなりました。

トライアンフ

これは”トライトン”と呼ばれるカスタムで、ノートンとトライアンフを2個1で作られたカフェレーサーで、当時最高のトライアンフのエンジンと、最強のフレームであるノートン製のを併せて作られたカスタムです。

カフェレーサーのカスタム

カフェレーサーのカスタムは、ハンドルをコンチネンタルハンドル、またはスワローハンドル、またはセパレートハンドルにして、バックステップにする、と言ったスタイルですね。

前傾姿勢のネイキッドバイクと言ったところでしょうか。

そしてシートはシングルシートがメインです。

ハンドル

ハンドルはバイク操作において大切なパーツですが、カフェレーサーでは前傾姿勢なので、以下のハンドルにカスタムします。

ただ、以下の3種類でも乗車位置が変わるので、注意が必要です。

コンドルハンドル

コンドルハンドルはハンドルポストに装着できるハンドルで、比較的前傾姿勢が弱めなハンドルです。

キツクしたい場合は、逆に装着する事で、前傾姿勢をよりカフェレーサーっぽくできます。

スワローハンドル

スワローハンドルもハンドルポストに装着できるハンドルで、乗車姿勢はコンドルハンドルよりはやや前傾になります。

セパレートハンドル

セパレートハンドルは、フロントフォークに直接装着するハンドルで、前傾姿勢がかなりきつくなります。

装着する際は、ステップは必ずバックステップにする必要があります。

でないと、ブレーキやギア操作がかなり厳しくなります。

※自分はセパレートハンドル＋ノーマルステップで転倒した経験があるので、ここは気を付けてください。

バックステップ

これは、上記しましたが、セパレートハンドルにするならしておいた方がいいカスタムです。

バックステップは両側しないといけないのと、荷重がかかる箇所なので、固い鋼材を使用するのでちょっと値段が高めですが、安全には代えられないので、カスタムしておいた方がいいでしょう。

カフェレーサーカスタム事例

以下にカフェレーサーカスタム事例を挙げてみましたｗ

カフェレーサーになるベースマシン

以下にはカフェレーサーカスタムに使われるベースのバイクを紹介します。

ヤマハ　SR400

言わずと知れた、ヤマハの超ロングセラーバイクSR400です。

生産終了もあいまって、買取価格も上昇中のバイクですが、生産期間が長いだけあって、カスタムパーツも多数販売されていますｗ

ホンダ　GB250 クラブマン

ホンダが発売していた、250㏄の単気筒バイクですが、根強い人気で未だに人気があるバイクです。

こちらも純正でカスタムバイクの様なスタイルなので、カフェレーサーカスタムにもってこいな機体。

スズキ　ボルティー

好みが別れるバイクですが、カスタムベースとして使われるバイクです。

シンプルでかつ安価に購入できるのはありがたい。

カワサキ　TR250

カワサキの250㏄単気筒バイクです。

シンプルで、細身の単気筒なので、カスタムバイクとして人気のあるバイクです。

まとめ

以上がカフェレーサーについての詳細と、カスタムについての記事になります。

カフェレーサーって本当に格好いいですよね。

そして、簡単なカスタムでスタイルが変わるので、初心者でも簡単にできるカスタムです。

皆さんも愛車をカフェレーサーにして、武骨にそして格好よくカスタムしてみませんかｗ