煽り運転の対処法
最近、いろいろ話題となっている、煽り運転の対処法について書いていきたいと思います。
ポイント
そして、今回、ツイッターからbikeandriding様のツイートを引用させていただきます。
内容は皆さんにバイクへの煽り運転を回避してもらえればと思い書かせていただいています。
もし、一部の方から不快な内容だ、と報告をいただければ記事を削除させていただきます。
この頃、本当に多いですよね~。例えば、
- 東名高速道路で腹を立てた男が車から降りて日本刀を振り回す
- 俺の道だとか言いながら道路を塞ぐ
- クラクションに腹を立て、ドアを開け脚を刺す
- 東名高速道路で追い越し車線に車を停めさせ、後ろから来たトラックが人をはねる
- 等々
煽り運転をする人はどうして煽ってしまうのでしょうか、また煽られた時の対処法はどのようにしたらいいのでしょうか。
今回は、私が気になったある方のツイートを元に記事を書きたいと思います。
煽り運転の被害者になった方は、ホンダのVT250というバイクに乗っていた模様です。
バイクは特に煽り運転の被害を受けやすい
これは、私の経験上なのですが、バイクが小さければ小さいほど煽られやすいです!
特に私がスーパーカブに乗っていた時は本当に煽られました。多分、運転者自身にも煽るという意識も無いままに煽っているのでしょう。
ただ、ちょっと邪魔だから軽い気持ちで脅かしてやろうとか、近づいたら嫌がるかな~みたいな気持でも、バイクにとって車は非常に大きいので、近寄ってくると死の危険を感じます。
結局バイクの場合、転倒して運悪く後続車に轢かれたら十中八九死亡するでしょう。
今回は、2018年にこのツイートの方が煽り運転の被害を受け、2019年7月現在に犯人の有罪確定までに到達した、ツイッターを紹介していきたいと思います。
2018年7月 煽り運転被害
以下が被害に合われた、bikeandriding様のツイートです。
ぼくが被害にあった煽り運転の動画を公開します。プライバシーに配慮して顔は隠してあります。この動画は、最近死亡者も出ている煽り運転に対する抑止効果や、被害者が泣き寝入りしている現状を少しでも変える目的で公開しています。加害者を制裁する目的ではないので個人特定などはしないでください。 pic.twitter.com/flEUXhupIZ
— いやしい豚でございます (@bikeandriding) August 12, 2018
bikeandriding様のツイートから拝借させていただきました。
現場は普通の市道で、突如後方から犯人の車が現れ、蛇行及び煽りを繰り返し、バイクの前に車を停車させ道を塞ぎ、因縁をつけるように大声でまくしたてる動画の一部始終が撮影されていました。
以下ツイート
調べたうえで、こちら側の非は特になしとして、相手だけを一方的に暴行罪で調べている状況です。警察によると相手側が煽り行為にでた言い分は「高速道路で追い越し車線を走っていた」「追い越しざまに睨んだ」というもので、当然ぼくの側に煽り行為などはなかったと客観的に証明されています。
— いやしい豚でございます (@bikeandriding) August 12, 2018
どう煽り運転から自分を守るか
以上のツイートから解ることは、
- 相手が一方的に煽ってきて、因縁を付けてきたこと
- 被害者さんがバイクの前後にドライブレコーダーを装着していた事
- 加害者が感情的にきたが、被害者は冷静に対応していた事
- バイクのインカムですぐに警察に通報できた事
- 実際に暴行をされていなくても、暴行罪として起訴できる事
これを見ただけでも、被害者さんは非常に冷静で、用意周到でしたよね。
バイクの前後にドライブレコーダーなんて、付けようと考えたこともありませんでした。しかし、このツイートを見るとやはりドラレコって必要ですよね。
また、因縁を付けてきた相手に対して自分も熱くならずに冷静に対処できたことでしょう。(自分にできるかな~。)
煽り運転から1年後 2019年7月
そして、以下がつい最近、2019年7月にツイートされた内容です。
おまたせしました。(ほぼ)最終的な結果報告です。犯人に対する暴行罪が確定し有罪となりました。前例がまったくないというわけではありませんが、肉体的な被害があったわけでも、モノが壊されたわけでもない煽り運転で暴行罪による有罪が確定したことは、かなり画期的なことだと思います。(続) https://t.co/ovKDDnZ5TS
— いやしい豚でございます (@bikeandriding) June 30, 2019
と、記載されています。
1年がかりもかけた、煽り運転の決着は加害者の暴行罪という形になりました。
これで円満に幕が閉じればと願ってやまないものですが、車やバイクを乗る以上、いついかなるとき煽り運転の被害にあうかもしれません。
また、以下のツイートにも被害を出された方の詳細な感情を見て取ることができます。
当初は有罪確定後に提訴する予定でしたが、犯人からの謝罪があったためそれはとりやめました。謝罪内容に納得したわけではありません。ですが自分の非を認め、謝罪した人間に対する寛容さも必要です。刑事罰で罪を償ってもらい、民事では赦す、そのくらいでちょうどいいのでは、と思いました。(続)
— いやしい豚でございます (@bikeandriding) June 30, 2019
まとめ
ここで締めくくりたいと思います。
煽り運転をした加害者も結局、謝罪をしてケースが終了になったとはいえ、加害者には前科が付いてしまいました。つまり犯罪者です。
車やバイクに乗る私たちは、自分より大きい乗り物に乗った強者が存在し、弱者も存在します。そういった秩序を忘れて我が物顔で運転する可能性は、どんな人にも起こりえます。どんな人でも加害者にそして、被害者になりえると言う事です。
それでも、最終的にどちらにとっても後味の悪いものになり、内的にも外的にも傷が一生残るし、命だって落とす可能性があります。
ですので、煽り運転を起こさない、そして受けないタメにもこのbikeandridingさんのように心の、そして装備の準備をしておくことがとても重要ですよね。
- 被害者さんがバイクの前後にドライブレコーダーを装着していた事
- 加害者が感情的にきたが、被害者は冷静に対応していた事
- バイクのインカムですぐに警察に通報できた事
- 実際に暴行をされていなくても、暴行罪として起訴できる事
以上の事を教訓にして、皆さん安全で楽しいバイクライフを楽しみましょうね~。
一応、バイク用の前後ドライブレコーダーを貼り付けておきます。
