フロントフォークの再組立て
前回、バイクのフロントフォークオイル交換 その4 【BMW R100RS】の続きですw
さてさて、塗装も終わり、楽しい楽しい組立作業です。
部品も全部揃った事だし、あとはやるのみです。
ちょっと画像が悪いのですが、組立方法としては、まず、スプリングを挿入してから、左の部品のロッドを挿入し、サークリップで留めるという作業を行います。
こんな感じです。
でも、お分かりの様に、スプリングを入れてから、押し込んでサークリップを取り付けるので、多少押し上げながらサークリップを留めなければならない為に、結構大変な作業です。
そして、その前に、何故か一番上のロッド部分が入らない! 無知で純粋な僕は、力任せに押し込んだわけですね~~ハイ(ムツゴロウさん口調)
「ポキッ」
可愛く、そして鈍い音がしました。
あらら~~、やっちゃったよ~~~(笑)
なんだか、プラスチック部品が割れてしまいました。 (んだよ~~~)
でも、写真でも解るように、力任せにやってしまい破損してしまいました。
(すでに、この時点で組みあがるという気持ちから作業が雑になってしまっています)
登山で言えば、下山中に怪我をしやすいのと一緒ですよね。。。。
部品の破損原因
そして、割れた原因を追究してみると、どうやらインナーブーツ内部が2段構造になっていて、押し上げる時に無理矢理押し上げて、このプラスチック製のリングを壊してしまったみたいです。
写真でも解ると思いますが、内側に段差があります。
そりゃ、割れるわ、ま、たいした部品じゃないだろうと思い、割れ方が組付けやすいしw もう一方も入れてみます。
案の定入らないので、あきらめました・・・
このまま、組んでしまおうと考える私ですが・・・色々な方のブログを見たり、よく動作する箇所だし、パーツカタログにはピストンリングなんて書いてあるし、と、冷静になってきまして・・・・
やっぱり、新品購入して付けるか!
ってなりました。 「ま、あんなプラ部品、どうせ数百円でしょ」高をくくっていましたが、なんと、
1個 ¥3,000 ! 2個で¥6,000
痛い出費です。あの時、一個壊した時点で辞めておけば・・・・・
あのプラスティック部品でコレかよ・・・この点は、さすが輸入車と痛感しました。
またまた、輸入屋ビーマー様にお世話になり、購入しました。
新しいのは、白色でした。
さて、これを装着し、挿入してみます。どうやって今度は割れないように入れるか悩みましたが、今回はスルッと入り、一安心です!(ホッ)
皆さんも、挿入時はインナーチューブ内側が2段構造になっている事を知っていれば、ミスや破損はなくなると思います。
バイクのフロントフォークオイル交換 その6 【BMW R100RS】へつづく
一応、比較の為に他社強化フロントフォークスプリングを載せておきます。
僕が買ったのは、直接ビーマーさんからです。
一応、他社フォークスプリング及びOリングも載せておきます

