250ccバイクの4気筒エンジンの復活か!?【やったぜカワサキ】

【バブルの産物】カワサキ：250ccバイクの4気筒エンジンの復活か!?

250ccの4気筒エンジンとは？

今回、2019年のモーターサイクルショーでカワサキが250ccの4気筒エンジンを積んだZX-25Rを発表して話題を持ち去りました。

それでは、250ccエンジンの何が凄いのか、そして、250エンジンのメリットデメリット、歴代の250ccバイク達の紹介等をしたいと思います

私のバイク歴

その前に、私のバイク遍歴を紹介したいと思います。

バイク歴は20年以上

過去に

• ヤマハ　SDR200
• ヤマハ　SR 400
• ホンダ　CBX750
• カワサキ　ベルシス650
• ホンダ　スーパーカブ110
• カワサキ　スーパーシェルパ250
• BMW R100RS

を所有していました。

海外にて、バイクの買取査定員の経験があり、海外で日本車を買いあさっていました。

 

250cc4気筒エンジンの何が凄いのか

と、言うのも現在そのエンジンは生産されていないからです。

生産する側としたら、これほど無駄なエンジンは無いからです。

生産にコスト、時間、人員、全てが他の2気筒エンジン、単気筒エンジンよりも圧倒的に人員と経費が掛かる！そして、今まではキャブレターでしたが、直噴エンジンです。

言わずもがな2000年以降の度重なる排ガス規制により250ccクラスの4気筒エンジンは絶滅していたのです。

そう、250ccの4気筒エンジンは、バブルの産物としてメーカーからは腫れ物扱いでした。

しかし、5-6年前からバイク中古車市場にて250cc4気筒エンジンの価格が少しずつ上昇し始めたのです。

と、言うのも250ccながら4気筒と言う多気筒エンジンゆえにハイパワー化が可能であり、バブルの時代だからこそできた、完成されたバイク達が見直されてきたのです。

カワサキ ZX-25Rの何がすごいのか

カワサキ発表前に250cc4気筒エンジンのブームが沸々と湧いてきた時に、このカワサキの250cc4気筒エンジンの発表は話題をかっさらいました。

そして2020年排ガス規制下で45馬力を叩き出し、250ccクラス初の装備でスロットル・バイ・ワイヤ、そしてクイックシフター他、豪華装備てんこ盛りの高級志向なのです。

2018年に発表された時、他メーカーはきっと 「あっ、やられた！」と思ったでしょうねー

まさに、バブルを彷彿とさせるバイク

価格は現時点で発表されていませんが、100万円前後まで到達しちゃうんじゃね？

歴代の250cc4気筒バイク達

現在でも中古車市場で購入できる250ccの4気筒エンジンバイクですが、価格がジリジリと上昇しています。

一昔前は、そこらじゅうで走っていたバイクが今や値段が上昇中って、ちょっと考えられないですが、これが現実です。

状態がいいバイクなら、買うなら今でしょｗ

ホンダ

• ホーネット250
• ジェイド250

ヤマハ

• FZR250
• ジール250
• Phazer

スズキ

• バンディット250
• GSX250

カワサキ

バリオス250

 

250cc 4気筒のメリットデメリット

メリット

• 加速がある
• パワーがある
• 中型バイクにも引けを取らない
• 車検が無い
• 倍音と言い、250㏄4気筒エンジンにしか出せない良い音が出る

デメリット

• 燃費が悪い
• 2気筒より多少重くなる
• 高額になる（製造コスト・排ガス規制を通すコスト）

まとめ

カワサキがZX-25Rを発表し、4気筒エンジンの中古価格も一気に引き上げられました。

きっとこれからホンダやヤマハ、スズキからも4気筒エンジンが発表されるかもしれません。二番煎じですが…

こんな事言ってはなんですが、排ガス規制されていながら45馬力も出せるのですから、規制を外すカスタムを施せば、60、70馬力も出せるモンスターバイクに変身しそうです。車検が無いから可能かも…

250cc4気筒エンジンは、バブルで失った何かを、与えてくれるような希望が持てるエンジンです。

なんと言うか、非常に元気になるし、それを再販させようとしているカワサキが凄い！

個人的な意見とすれば、昔70年代・80年代に土曜日の夜7時から全日本プロレスリングが、再度土曜日夜7時から始まる、みたいな感覚です。（？）

また、これで日本のバイクブームが再燃するといいですよねｗ　それにしてもZX25R、乗ってみたいｗ