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初冬キャンプで失敗した話と準備してよかったもの【茨城県辰ノ口親水公園】
実際に僕が初めて冬キャンプをしてみて後悔した点や、良かった点などをまとめてみました。
冬キャンプの装備はどうしたらいいの?という方におススメの記事です。
キャンプビギナーが冬キャンプってとてもハードルが高く感じますよね。
そんな方に実際にキャンプ初心者の僕が春秋用の寝袋で冬キャンプを体験したレビュー記事です。
準備を怠ったわけではないソロ初冬キャンプ
実際に、冬キャンプを行う前にリサーチや下調べは入念にしておきました。
そして、僕自身の性格からか余計な出費はしたくないという事で、「冬用のシェラフは買わない」というスタンスで考えていました。
そこで、僕自身が考案したのが、「電気毛布」!
もちろん、持ち歩きの電源なぞは持っていない・・・
そこでバイク好きな僕が持っていたのが!
メモ
バイク用バッテリー!!
12V×2個
これを並列に繋げ電気毛布で夜の暖を取ろうという考えでした。
自作供給電源+電気毛布システム
以下がその内約です
電気毛布システム
- 12ボルトバッテリー×2個
- インバーター(120W)
- 並列用配線
- 電気毛布
初冬キャンプにおいて、事前に試験をしてみて、冬キャンプに挑みました!
電気毛布試験
購入した電気毛布は、Sugiyamaの丸洗い可能な電気毛布¥3,365
Sugiyama電気毛布
- サイズ:幅140×長さ80cm
- 本体重量:0.7kg
- 素材・材質:ポリエステル70%、アクリル30%
- 原産国:日本
- 電源:AC100V(50/60Hz)
- 定格消費電力:55W
- 消費電力量(1時間あたり):(強)約31Wh、(中)約18Wh、(弱)約3Wh
我が家のインバーターが120Wなので(電気毛布55w)対応可能です!
そして開封の儀
案の定息子の遊び場になりましたが、身長100センチの息子にはピッタリですが、身長175センチの自分には35センチ足りないんですよね~
これが吉とでるか凶とでるか・・・
ただ、モノとしてはかなり満足で自由度の効く温度調節ツマミと着脱式で丸洗い可能なので、必要十分!そしてかなり薄いのにビックリです。
早速、システムを構築していきます
完成しました!
画像ではバッテリー1個ですが、本番では並列で2個のバッテリーを使用する予定です。
試験結果
結果的にはというとこんな感じです。
電気毛布システム試験結果
- 4時間の試験運転
- バッテリー1個電圧値:12.7V⇒12.22V
- 温度(中):16.4°度⇒28.3°度
もちろん、28.3度までなったのは、電気毛布同士の間にいれていたので高温になったのだと思います。
これで、並列繋ぎのバッテリーであればインバーターが落ちる11.5V前後まで一晩(約9時間~10時間)は持つでしょう!
心配なのは、寒冷地でバッテリーを使うと消費が激しい、といったところでしょうが、まあ安心しましたよw
春用寝袋+インナー寝袋
さすがに春用寝袋だけじゃ心もとないので、インナー用の寝袋を楽天にて購入しました。
インナー用の寝袋自身はかなり薄いのですが、これが意外と秀逸で保温効果が高かった気がします。
めちゃくちゃ薄いので、ブランケット代わりに車内に置いておくのもいいかもしれません。
地面からの冷気を遮断
テント床にはまず、クッションマットを敷きました。
その受けからちょっと厚手のレジャーシートを敷いて、その上に電気毛布、そして寝袋です。
こんな感じ
床面と寝袋間
- インナー寝袋
- 寝袋
- 電気毛布
- レジャーシート
- クッションマット
- テント
- 地面
これでかなり地面からの冷気は遮断できていたと思います。
実践レビュー
場所は、茨城県の辰ノ口親水キャンプ場
さすがに北に近いだけあって、昼間でも寒い!
ただかなりの晴天だったので気温は約7度~10度といったところでしょうか。
昼間と夜は、久しぶりにあった先輩と話に花が咲き、あっという間に時が過ぎました。
就寝は21時です。
その時点で、電気毛布を「中」にセット。
(理由としては、バッテリーの劣化を防ぐ為と試験時と同じ状況で使うため)
テント内は寒かったですが、寝袋に入るとほんのり温かくて気持ちよくてあっと言う間に寝てしまいました。
夜中1時:1個目の過ち
夜中の1時にトイレに目が覚めました。
調子にのって日本酒とビールを飲みすぎたせいです。
テント内はかなり寒く、余裕で氷点下でしょう。
いそいそとトイレをすませ、寝袋に入りますが、寒くて電気毛布のつまみを「強」にしてしまいました。
早朝4時:バッテリー切れと足先の冷え
けたたましい、ビープ音がインバーターから聞こえました
「ピーピーピー」
????
並列繋ぎのバッテリーが切れるはずないのに・・・・
バッテリーを調べてみると、「11V」
電池切れです。
電気毛布を「強」にしたせいでバッテリーが切れてしまいました・・・・
そして、電気毛布自体が140センチしかないので足先がキンキンに冷えていました。
最後の頼みは「ホッカイロ」一択だった・・・
結局、背中に2か所、足先にそれぞれ貼るホッカイロを1個ずつ、合計4個のホッカイロを貼り付け、7時まで寝れました。
朝も寝袋内で冷える事なく寝る事ができました。
やっぱりホッカイロ、あったけ~な~・・・
冬キャンプにおいて焚き火台選びの重要性を知った
以上、テント内での寝袋について書きましたが、日中や外に関しては焚き火の効果がてきめんで、かなり温かく過ごせました。
というのもこの焚き火台がかなり温かい
「キャプテンスタッグのヘキサグリル」です。
ファミリー用で大き目の焚き火台を購入したのが功を奏しましたw
一回目の使用で料理がしづらいかな~と思ったのですが、これメチャクチャ温かい!
何故かと言うと、下が狭く上が大きく開いているデザインな訳ですよね?
そして下側に空気穴が有るのでそこから空気も入る。
熱が放射状に上に行くわけですよ。
本当に温かかった!
むしろ、ちょっと熱い位で真冬で氷点下近い気温なのにジャケットを脱いで過ごせました。
なぜそう感じたかというとキャンプに同行していた先輩が、あのキャンパーヒロシと同じ「ピコグリル398」を使用していたのですが、比較にならないほど温かい!
確かにピコグリルはソロキャンプにはいいかもしれませんが、暖を取るにはこの「ヘキサグリル」最高だった・・・・
ヘキサグリルのデメリット
デメリットは、温かい反面、薪の消費が異様に早いです。
燃費が悪いんですね!
温かいけど燃費が悪い。
まあ、温かいからいいんじゃないですか?寒いよりは温かい方がいいに決まってる。
温かい冬春キャンプを楽しみたいなら、コレ「ヘキサグリル」おススメです。
あと、焚き火をするならば、「スパッタシート」は必須です!
このヘキサグリルは炭が下にポロポロと落ちるので芝生だった場合に、焦げてしまう恐れがあるので、絶対にスパッタシートは必要です。
まとめ
冬キャンプはちょっとハードルが高いかもしれませんが、個人的にはかなり楽しく、そしてそこそこ温かく過ごせました。
反省点として挙げるならば、やはり冬用の高価な寝袋が有った方が荷物も軽く済むし、温かいし、いう事ないでしょう。
または、バイク用のバッテリーではなく、持ち運び可能な電源機です。
- 冬用シェラフ
- ポータブル電源
次回、冬キャンプをするならば、電源を持って行くか、電源サイト有りのキャンプ場でキャンプをしようと思います。
皆さんも、冬キャンプを楽しんで下さいねw
ではでは