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BMWバイク R100RSが充電しない!? 充電システム修理・部品交換
走ってたらどんどんライトが暗くなる
まあ、それが楽しいんだけどねw
81` BMWバイク R100RSが充電しない!? 発電トラブル
充電電圧が上がらない!
久しぶりの投稿です。
本来なら、投稿したくないんです、というのは投稿する時はトラブルがあった時。
発電しないと感じたのは最近,で、軽く100キロ位のツーリングに出た時。
走行中は問題無かったけど、「なんか調子が悪いな~!?」と思い急遽家に向かう。
スーパーにバイクを停めて、買い物をし、エンジンを掛けて帰宅しようとしたら・・・・
「キュルキュル・・カカカカカカカカ・・・・」
「は!?」
電圧計を見ると、めっちゃ電圧ないやん・・・・
深呼吸をして、多少待って、再度エンジンを掛けたら
「掛かった!!」
なんとか、家に帰宅・・・
マジかよ、おい・・・
そう言えば、なんかバッテリーの劣化が早く感じた。
そして、試しにエンジンを掛けてテスターで充電電圧を調べたところ。
12.13V位!!
全然、電圧が上がらない・・・・
通常、エンジンを掛けていれば電圧は14V~13Vでないと、バッテリーが充電されないんですよね~。困った!
チャージランプ付けたから充電すると思ったのに・・・・
詳しくは、コチラ↓
>>デジタルスピードメータ取り付け その3.5 【訂正編】
充電電圧測定方法
因みに、バイクが充電しているかどうかの測定方法はコチラ↓
エンジンを掛けながらテスターにてターミナル⊕⊖間を測定
基本的に、バイクのバッテリーは12Vで充電電圧が、14.00V位だとして、徐々に電圧が上昇しなければおかしい・・・
例えばこんな感じに
- 12.10V
- 12.12V
- 12.14V
- 12.20V
僕のBMは変化がないどころか、どんどん電圧が下がっていった。
つまり、充電していない、という事。
因みに、僕のおススメのテスターはこちら。
充電しない原因は何なのか
原因なんてわかんないですよ、マジで。
通常の国産のバイクなら、
- バッテリー劣化
- レギュレーター
- オルタネーター
を怪しむところ。
ひょっとして、スピードメーターを交換した時から充電していない・・・・?
マジか・・・・
とりあえず、以前、カワサキ スーパーシェルパにて充電しないトラブルが発生した際は、レギュレーターを交換したら充電した、っていう経験があるので、それかな・・・?
レギュレーター交換
レギュレーターを替えてみよう‼
もうね、スピードメーターを交換してから、またスピードメーターのトラブルシュートって、気力が無い!
そういうわけで、レギュレーターを買ってみようと思います。
またまた、輸入屋ビーマーさんの出番カナ・・・
そんな安易な考えで、とりあえずレギュレーター交換をしてみたいと思います。
バイクのレギュレーター・イグニッション制御ユニット発注
輸入屋ビーマーさんにて
いつものごとく、輸入屋ビーマーさんにレギュレーターの価格を調べてもらいました。
そして、この部品はレギュレーターとは言わず
「イグニッション制御ユニット =純正 12141244477 旧型廃番 R45ー100R/GS/RS/RT」との事。
そして、頂いた見積もりが送料込みで ¥14.335
う~~ん、なかなかマンダムな価格ですね~~。
そして、画像の0 227 100 103 はどうやら廃盤みたいです。
そして、色々と調べてみると、やはり他にレギュレーターがある。との事。
皆、この2つを同時交換してるんですね~
なので、ちょっと価格がかさむので色々とショップを探していました。
Euro Motoelectricsさんにて
そんなこんなで他のR100乗りの方のサイトを徘徊していると、違う会社さんで、R100用の部品を販売しているとの事、それが、
さんです。
そして、どうやらちょっと安めw
ただし敷居が高いな、って思ったのがどうやらアメリカにある会社さんみたいで、支払いはPayPalとの事。
まあ、昔はebayをやっていので、ここは問題ないなって思ったのでさっそく以下の2つの部品をポチってみました。
VR-ExtAdj | Voltage Regulator Adjustable – BMW R Airhead & Moto Guzzi; 12 32 1 244 409 / EnDuraLast | 1 |
IgnMod-R284 | Ignition Module – BMW R Airhead; 12 14 2 325 284 / EnDuraLast | 1 |
ポチるとすぐに、メールにPaypalから請求書が送られてきました。
日本円で¥11,534
安いっ!
商品が届くのは1ヵ月先かな~なんて思っていたら、1週間もかからずに着荷!
凄い!!!
Euro Motoelectrics めっちゃおススメです!
ほんと、こんなコロナの時期に1週間位で届いてびっくりです。
早速、タンクを外してチャチャっと交換してみますか~~
バイクのイグニッション制御ユニット交換方法
この古ぼけた部品を新品に交換したいと思います。
新品はこんな感じで、白いペースト付き。
どうやら放熱用のペーストで、裏に塗布して取り付けます。
部品交換自体は、めちゃくちゃ簡単ですね。
タンクを外して、2つのネジを外すだけ。
こんな感じになりました。
やっぱり、新品はいいですね~、古ぼけたバイクがキリっとします。
引き続きレギュレーター交換
レギュレーター交換方法
これも特段難しい作業はありませんでした。
側面についているネジを2本外して、底面のカプラーを外すだけで交換できます。
最終的にこんな感じになりました。
いいじゃない~、別に表からは見えないところだけど、古いバイクは電気系も弱くなっていると思うので、これで元気になってくれればうれしい限りw
部品交換後の確認
さて、イグニッション制御ユニットにレギュレーターを交換しました。
これで充電しなかったら、どうするの?
そんな事は考えちゃいけません。
ダメダメ、考えちゃいけないから。
とにかく、タンクも取り付けて、エンジンを掛けてみます。
そして、電圧は・・・・・????
- 12.10
- 12.11
- 12.13
- 12.10
- 12.09
- 12.08
- 12.09
は?
「充電してない・・・」
はい、また絶望の底に叩きつけられました。
どうやら、日本車の様にレギュレーターだけ交換したらバッテリーが充電する、みたいな安易な考えじゃダメだったみたいです・・・
レギュレーター交換の総括
とにかく、レギュレーターだけ交換して安心していると、僕みたいになるので、要注意。
その晩は悔しくてやけ酒したのは言うまでもありません。
次の問題は何なんだ~~~!?
まあ、この問題を発見した時からそうだったのですが、回路図も見ずにガンガン進めていったので、しょうがないっちゃあしょうがない。
とりあえず行動しながらPDCAを回すってタイプなので(汗)
えっと、マジで泣きが入ります・・・
- イグニッション制御ユニット
- レギュレーター
を交換したのにもかかわらず!!
と言うわけで、今回は別の部品を交換したいと思います。
やっぱり、色んな方のブログを読んでみると、充電系は
「ダイオードボード」
という事。
そんな訳でダイオードボードを外してみますか!!
ダイオードボード交換
ダイオードボードの取り外し
えっと、マニュアルを見ると、結構奥まで外さないとダイオードボードは露出しない様です。
まあ、とにかくやってみますか。
step
1タンクを外し
step
2フロント下部の外装外し
step
3オイルクーラーも外し
step
4亀も外す
もう一度言います。
「亀」も外す
簡単に書きましたが、これでも結構苦戦してすでに1時間は経過してます、はい。
でね、ダイオードボードへのアクセスを確認したところ、めっちゃ大変!
なんとか外す事ができましたw
そして、よく見るとダイオードボードの防振ゴムが破損している・・・
防振ゴムを外すには、裏側からしかアクセスのしようがないので、やはりこれを外さねばならぬか。
スターターモーターを!!
スターターモーター外し
マジかよ、まさかスターターモーターまで外すとは思いませんでしたが、もうここまで来たらやるしかない!
という事で、サクサク部品を取り外します。
- エアークリーナボックス
- エアークリーナー
- キャブレターマニホールド
そして、いよいよ、スターターモーター・・・
あれ、ボルトのアクセスが無い!
右側は通常のソケットレンチで外れますが、左側はもはやアクセス・ゼロ
人によっては、エンジンケースをサンダーで削る人もいるようですが、スマートじゃない!
ので、購入してしまいました。
これ比較対象が無いですが、めちゃくちゃ小さいですw
ひゃっほ~いw
他の安い工具もありましたが、「KTC」というブランドに負けてしまいました、という事で、これからKTCを集めていきたいと思います。
小さいながらしっくりくるし、非常に使い心地がいい!
安物を使っていたからなおさら良く感じます。
そして、「削らなくてよかった!」
んで、色々と苦戦しながら、とうとう外せました。
付属のプレートは三角形の横の部分を前タイヤ方向から外せば、スターターが取れます。
これで、やっと防振ゴムが外せるぜw
防振ゴム外し
ここまでくればもう簡単ですw
見事に1個ぶっ壊れてますやんw
きっとコレで充電しなかった、ってことでいいでしょうか?
今回は、この位にして、次はダイオードボード購入です。
ダイオードボードの購入と取付を実施してみましたw
ダイオードボードの購入
ダイオードボードの購入先は・・・
輸入屋ビーマーさん
価格は、この位↓
BOSCH製は 廃番で、今は 以下が置換品です。 在庫あり。
12311244063 ダイオードボード ドイツ製 R50/5-100 all 15,900(税抜) モトグッチも使用 = 旧 12311244062 別売アルミ製マウント同時交換推奨 固定ゴムマウント切れによる損傷はメーカー保証外です。 12311358131A ダイオード高放熱アルミ製アースマウント 4個セット ¥2,800 合計 18,645円
とのこと。
で、振込が済んで、届きました。
右側が今回購入したダイオードボードです。
大分形状が変わっています。
そして、箱の中には、取付方法が記載された説明書がありました。(親切~~)
サクサク、っと取り付けて、こんな感じにできあがりましたw
サクサク、っととは書きましたが、取付だけで大体1時間半くらいはかかったでしょうか?
狭い場所での取付なのでけっこうてこずりました。
ダイオードボードマウントの取付にも、購入したKTCのミニラチェットが大活躍!これ有るとめっちゃ便利ですよw
交換後の電圧チェック、結果ははたして・・・?
取り外したエアークリーナーボックス・スターター・亀・ガソリンタンク・オイルクーラー、全てを取り付けた後、ちゃんと充電電圧が出ているか調べてみます。
「ブルルン!」
お、エンジンが調子良い気がする!
そして、重要な電圧はというと・・・
12.13V
12.14V
12.15V
12.13V
・・・・・・
充電してない・・・・
もう、無理です(涙涙涙)
- レギュレーター
- イグニッション制御ユニット
- ダイオードボード
全てを交換してダメだったのです。
もう諦めたい・・・
っていうか、薄々気が付いていたんです。
「交換したスピードメーターが問題なんじゃねえか?」って。
もう配線処理が面倒臭くて、見ないふりをしていました。
ダイオードボード交換後の総括
素人考えで、部品交換だけしていりゃどうにか治るだろう、みたいに安易に考えていたのが、裏目に出てしまいましたね。
まあ、古いバイクだから色々と新品に替えても問題無いし、ダイオードボードの支柱も折れていたから、ちょうどよかった、と考えればへっちゃらです。
なによりも、ダイオードボードを交換したことにより、なんだかエンジンの調子が良くなった気がしましたw
それでも、充電はしていないので、なんとかトラブルを発見しないとね・・・
以前の、”ドーハの悲劇”以来の悲劇と言っても過言ではないくらいの悲劇(部品交換しても充電しね~)に終止符を打つべく、最初から気になっていた問題、「スピードメーター」問題に取り組む事にしました!
そもそも、「ドーハの悲劇」ってテロとか、暴動とか、そんな悲劇ではなく、ただサッカーで負けただけ、というオチを若い皆さんは知らないはず。
まあ、そんな事はどうでもいいとして、早速トラブルシュート始めるぜw
充電しないトラブルシュートに戻る
古いスピードメーターを取り付ける
とにかく、旧いスピードメーターを取り付ける!まずはコレでしょう。
何が問題か分からなければ、ふりだしに戻ってみるのが正。
山で遭難した時もそうなんですよ。(シャレじゃないよ)
遭難したら、迷う場所まで戻ればいい。すでに登頂して降りている最中に引き返す、それが非常に難しかったりします。
とにかく、古いスピードメーターを再度取り付けてみる!
用意するもの
- 半田ごて
- 端子
- 旧いスピードメーター
- 伸縮チューブ
- 配線
因みに僕は全てYahooショッピングで購入しましたw
早速、ちゃっちゃとやってきましょう。
旧いスピードメーター裏に取り付ける、でっかいコネクターに延長の配線を半田ごてで接続していきます。
と、こんな感じでできましたw
取付と作動確認
そして、ポイントとなるGENランプも確認してみて、やはり配線図通りでした。
スピードメーターは重いので、内側の端子接続部分のみ取り外して、動作確認を行ってみます。
一応、以前、GENランプが原因で充電しなかったので、LEDランプにしていました。
詳細はこちら
投稿が見つかりません。とりあえず、こんな感じに雑に取り付けてみます。
そして、エンジン始動と同時にコレが点灯するのか、そして充電するのか?を見てみたいと思います。
「キュル、ブロロン」
ちょっと画像が悪いですが、点灯していますねw
そして、注目の充電電圧です・・・・
12.13
↓
12.14
↓
12.17
↓
12.20
↓
12.24
↓
12.30
!!!(喜)
充電してるぅ!!!!
最終的にアイドリング時で12.13Vから12.48Vまで昇圧を確認したので、「充電している」と判断しました。
長かった、この道のり・・・
冷静になって、考えてみると、LEDランプをオリジナルのランプに介しただけで、充電している事がわかりました。
つ・ま・り
LEDランプでは充電しない!という事実が判明しました。
「緊急拡散」LEDランプではR100は充電しない!
「緊急拡散」と書きましたが、そもそもR100なんてマニアックなバイクはなかなか持っている人が少ないのですが・・・まあ、これは大発見です!
ですので、皆さん、スピードメーターを交換した時は、LEDランプを取り付けないで、必ずオリジナルのランプを使用しましょう!!
トラブルシュート後の総括
いやいや、やっと問題が解決して万々歳ですw
まさか、問題がLEDランプだったとは、知る由も無かったですわ。
部品交換はしましたが、40年近く乗っていたバイクなので、電子部品を交換してかえって良かったと思っています。
いや~、こうやって問題がスッキリすると気持ちがいいですよねwまさに修理の醍醐味。
次回、お楽しみにw
はいはいはい、こんにちはw
充電しない原因は、GENランプをLEDランプにしていた事で、
オリジナルのランプに交換したら充電しました。
ですので、今回はGENランプをオリジナルのメーターで使用していたハロゲンランプに替えたいと思います。
しかし、ここまでたどり着くのにどんだけ大変だったことか・・・
まあ、色々と部品を新しくできたので、気分は非常にフレッシュですがw
ではいってまいりましょう。
GENランプ(充電ランプ取付)
Genランプ購入
はい、というわけでね。
オリジナルのスピードメーターからランプを抜きました。
ランプには12V3Wと記載がありました。
そこで、ソケットを探してみたのですが、防水用って全然無いんですよね~。
どうやら、メーターとかウインカーとか、内部によく使われる電球みたいで、格好いいのが無い。
まあ、点きゃいいか、みたいなノリで購入しました、コレ。
Amazonで799円(送料無料)で購入。
ご参考までにw
で、電球が透明じゃないのに気付いたアナタは凄い!
そうです、塗りましたw マジックで!
丁度緑のマジックがあったので、緑LEDみてーになるかなって感じでヌリヌリw
こんな感じになりました。
因みに、ソケットは防水ではないし、ソケットがゴム製で何やら柔らかいので、きっと水が入るだろうと思い、水が入らない様に、結束バンドでキュッと留めてみたw
へっへっへ
こんな感じで、テストついでに12Vのバッテリーに直付けしてみると、こんな感じ。
点いた点いたw
なんですかね~、人間って光ものに弱いんですかね~。
人類が火を発見した時から、火を見るとなんだかホッコリするように、灯を見るとなんかテンションが上がるよねw
っつーか、結束バンドも緑色なのかよ!って突っ込まれそうですが、妻の家庭菜園用の結束バンドしかなかったので、緑にしました。
黒が無かった・・・
GENランプ取付
さって、どこに付けようかな~
ってゆうか、さっきバッテリーに直付けしたときの眩しさ・・・・
けっこう眩しいですよ、アレ。
あれがメーター横にあると、アラフォーの僕にはちょっとキツイかな・・・
せや!
裏っ側に付けよう!
ん~、こんな感じ?
またまた緑の結束バンドで(笑)
なんか、緑だとエコな感じがしていいカモ(ホントかよ?)
それでは、点灯!
シャキ~ン!
うん、なんだか控えめな感じでいいじゃないですか。
日本人らしくワビサビがありますね、主張しすぎてない!
っていうか、何となく木に留まってるホタルを連想したのは、僕だけ?
完成!
まとめ
なんだかんだ、このコアラ号の充電システム修理にも結構時間をかけてしまいました。
まあ、楽しかったですよ、ホント。
よくもまあ、こんな色々と問題を起こしてくれるわ!
でも、バイクの色んなところを弄れて、そして知れて、本当にコアラ君には感謝してるよ。
これでやっとバッテリーを気にしながら走る必要が無くなると思うとホッとします。
皆さんも、R100いじり、楽しんで下さいね~w
ではでは
みんなもR100メンテ頑張ってねw